「介護脱毛」の必要性は?③

「介護脱毛の必要性は?」

について、最後になります。

「介護脱毛」という言葉を聞くと「介護を受ける際に脱毛すること」と思ってしまいますよね。

ですが実際にはそうではなく、介護を『受ける前のエチケットとして脱毛を受けること』となります。

今回の記事は「介護脱毛」という本来の意味がたくさん詰まっている内容になると思います(笑)

 

③介護がしやすくなる

 

実際、当サロンに通われる看護師さん・介護士さんはほぼ皆様デリケートゾーンの脱毛をされています。

それは、ご自身が大変な思いをしているから(笑)

 

「介護脱毛」というと、私の中で「介護してもらう人の負担を少しでも減らすため」のように思っています。

 

⇓実際に介護している側の意見がこちら。⇓

 

*体を清める時に余計な手間がかからない

何より大きなメリットがこれです。ムダ毛があると排泄物を拭き取る時に汚れが残りやすくなります。

ムダ毛の一本一本に絡まった排泄物を丁寧に除去するのは大変です。

もし排泄物が残ったままで放置してしまうと、かぶれやただれ、あせもなどの皮膚トラブルの原因となってしまい、ひどい場合には感染症になる可能性があります。

 

*体に負担がかかりにくくなる

ムダ毛があると、肌に刺激を与えやすくなるため着替えの時などに痛みを感じることがあります。

ボタンや繊維にムダ毛が絡まってしまった時に痛みを感じてしまいますし、汚れの拭き取りに夢中になり過ぎて肌を傷つけてしまう可能性もあります。

介護脱毛をすると、さらにニオイや蒸れなどの気になる不快感も軽減されるため、毎週の入浴回数が決まっている時などは特に快適に過ごせるようになります。

排泄物の処理をお願いするという事は、オムツでの生活になっています。

オムツを履いている場合のムレ…想像してみて下さい…

 

*抱きかかえられやすくなる

特に異性が介護をする時には、親密な接触には抵抗を感じてしまうのではないでしょうか。

体にムダ毛があると、介助側に不衛生な印象を与えてしまいますし、肌に刺激を与えないようにと考えると、体を抱きかかえる時に気を使い過ぎてしまいます。

移動介助をする機会が多いとそれだけお互いにとってストレスが増えることになります。

 

 

実際に介護する側になれば、たくさんの事に気付かされるんですね。

反対に、介護される側も。

このような大変な思いを、脱毛をする事で少しでも軽減出来るのなら、介護脱毛をするメリットはたくさんありますよね。。

むしろメリットしかないです(笑)

日本社会はこれからももっともっと高齢化が進むと思います。

医療もどんどん発展し、昔に比べ寿命もグングンと伸び、昔以上に介護してもらわなければならない状況がどんどんと増えていっています。
介護施設の多さ、そして介護施設で働く方の人員不足…
将来の事を見据えると、とても他人事ではすまない話になっています。

これから介護を受ける事になるかもしれない方々に、少しでも参考にして頂ければと思います。

 

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