③自己処理の方法・頻度
脱毛期間中は、自己処理でのお手入れの手間を格段に減らすことが出来ます。
しかし、次回の施術までにはどうしても何度かのお手入れが必要になってくる場合もありますよね。
その際、「抜く」という方法でムダ毛のケアを行っている場合、脱毛の効果を十分に得ることはできません。
理由はとてもシンプルなんです。
光を照射しても、反応するムダ毛自体がないためです。
サロンの脱毛は、ムダ毛があってこそ効果を発揮します。
例えば「剃る」というお手入れ方法では、確かにお肌の表面の毛はなくなってしまいます。
ところが、毛穴の中には毛根からムダ毛が残っているため、照射に対して十分に反応することが出来るのです。
これが、脱毛期間中のセルフケアでは「抜く」ことがNGとされる理由です。
また、頻繁に自己処理を続けている方も同様に、脱毛効果を感じにくいです。
光脱毛は一回で劇的な効果を感じられる方も中にはいらっしゃいますが、
大半は徐々に薄くなる・毛が細くなる・生えるのが遅くなる
といったように変化を少しづつ感じられる方が多いです。
脱毛を始めたばかりの頃はまだ毛が気になったり、時期的にも自己処理が必要な場面もありますが、
それをずっと続けている方は、効果を実感されるのがとてもゆっくりです。
何故かというと・・・
毛はお肌を守るために生えてくるのです。
剃ったりをずっと続けていることで、お肌は刺激を受け続けます。
そうすると、その刺激からお肌を守ろうと毛根が余計活発になり、生えてくるようになるのです。
子供のころなど両親に「剃ったら濃くなるよ」と言われてきた方も少なくないと思います(笑)
濃くなるというのも、見え方の問題であながち間違いではありません。
また自己処理の頻度も関係してきます。
男性のヒゲを想像してもらうとわかりやすいかと思うのですが、
思春期になり、うぶ毛だった毛も段々と濃さを増してきますよね。
気になりだすと、お母さんのカミソリを使ったり、
お父さんの電動シェーバーを使ったりと様子を見ながら処理を始めていくと思います。
初めの頃はまだ薄かった毛も、処理を続けていくうちにどんどん濃くなっていきませんか?
何十年と習慣づくと濃く太く、昔は生えていなかったフェイスラインや首辺りまで生えているといったような事態にまでなってしまいます。
初めは1週間に1回、それが5日に1回、3日に1回、2日に1回、毎日・・・
と、処理するを間隔が狭まってくると思います。
約1週間かけてゆっくりと伸びていた毛も、回数を追うごとに生えるスピードが速くなってきます。
その理由は先ほど述べたように、外部からの刺激からお肌を守る為です。
処理する間隔が狭まれば狭まるほど、毛の生えるペースは速くなります
そうする事でもっと頻繁に処理しないといけなくなり、そうする事で更に生える速度もあがります。
とても悪循環になっていること事はお分かりでしょうか?
脱毛を始めてからも同じことが言えます。
脱毛をスタートしてすぐは、処理の頻度をいっきに伸ばすというのも難しいですよね。
ですが、コンスタントに施術を受けていても、最初から最後までずっと自己処理を毎日続けていたら効果はどうでしょう。
せっかく光を当てているのに、お肌へ常に刺激を与え続けているのです。
そういった方は効果をなかなか感じにくいですよね。
ですので、それはご自身の意識次第で効果の受け方は大きく変わってきますので、
すぐには難しくても、徐々に自己処理の間隔を広げていき最終的には何もしなくても良いという状態までもっていけると良いですね。
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